ノック厳し目です。

ノック厳し目です。

 

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学校の野球部に素質のある選手がいたとします。

 
「この子は見込みがある...」

 

監督である自分の目がきらりと光ります。

 

 

しかもその子は、上のステージに行ってプレーをしたい、という願望を持っていたとします。

 

「僕を日本一のショートにしてください」

 

 

  

ここで監督である自分はその子の表情や、言動、練習中の取り組み、性格、自分との関係性を見ます。

 

で、「根性あるな」と思ったとします。で、「自分にもしっかりついてくるな」と判断したとします。

 

 

 

 

「日本一のショートになりたいのか?」

  

「なりたいです」

 

 

 

 

ここで、監督である自分は「よし」とスイッチを入れました。さてその後、自分は一体その選手に何をしてあげるでしょうか?

 

 

 

きっと他の選手よりもはるかに「厳し目のノック」をプレゼントすると思います。笑

 

 

「日本一のショートになりたい」と望んでいるし、自分も「それが達成できる」と思っているから。

 

 

日本一のショートのために、グローブをプレゼントしても、栄養ある食事を御馳走してもしょうがありません。

 

もちろんそれらもたまにはいいでしょうが、基本は毎日厳し目のノックです。それこそが1番のプレゼントです。

 

 

 

 

 

「心を強くしたい」と思っている人がいたとしたら、きっとその人には「厳しい環境」がプレゼントされます。

 

心を強くしたいのだから。

 

 

 

 

「優しい人になりたい」と思っている人には、ひょっとしたら「意地悪な人」が周りに用意されるかもしれません。

 

優しい人に優しくするのは誰でもできるから。

 

 

 

 

「おおらかな人になりたい」と思っている人には、自分をイライラさせる他者でしょうか?

 

 

 

「知恵のある人になりたい」の願いには「避けては通れないトラブル」を、「リーダーとしての器を広げたい」に対しては「自分とはタイプの違うメンバー」をプレゼント...

 

 

 

 

 

願いがある。

 

目標がある。

 

近づきたい理想がある。

 

  

 

 

それらが叶うとき与えられるのはいつも、「それそのもの」ではなく「必要なもの」です。

 

 

 

 

これは「自分が監督だったら...」と考えたら納得です。

 

そしてもし願いに応じて「厳し目のノック」がくるとしたら、「こいつは願い通り日本一のショートになれる」と監督が見極めたからに他なりません。

 

 

 

 

厳し目のノックの先に「日本一のショート」があります。

 

 

  

 

よく神様はその人に乗り越えられない壁は与えない、と言われます。たまに厳しい壁もありますが、これは無理かも、と思えるようなものも出てきますが、「もういっちょこーいっ」とファイト一発、できると信じて乗り越えていきたいものです。

 

 

 

 

 

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