理想を演じよう
「キングダム」
大人気漫画が映画化され好評で
続編がつくられるといいます。
「 王 騎 」
という登場人物がいて
そちらを演じるのが大沢たかおさん。
その役作りのために
話し方、笑い方など散々研究をし
そして原作のように筋骨粒々の体を作るために
肉食中心に食生活を変え15kgの増量をしたのだとか。
プロの役作り。
「すごいなぁ」と思いつつ
「でもそれって...」と同時に思ったのが
「みんな何かしらの役を演じているな」ということ。
家での自分。
職場での自分。
友人といるときの自分。
ネット上の自分。
崇高な意識のときの自分。
そうじゃないときの自分。
どれが本当の自分?と考えるのも大変なくらいの「役」があります。
「理想になろう」
これは今すぐには難しいかもしれません。
でも「理想を演じよう」ならできそうです。
私達の舞台は毎日のそれで
役者さんとは
カメラが回っているかいないかの違いです。
仕事かどうかに関しては...重なる部分もありますね。
仕事では演じてる。
見ているのは目の前の人。
そして西郷隆盛は
「人を相手とせず、天を相手とせよ」
ともいいました。
天も私達の視聴者で。
話し方から笑い方。
振る舞い、心持ちまでも役作り。
さて、私は今回、どんな役ですか?
職場で、家庭で、人生を通じて。
どうせ演じるなら、理想を演じる。
大沢たかおさんが王騎を本気で演じているとき
二人の間に果たして違いはあるのでしょうか?
どっちもフィクションであり
どっちも本物と言えるかもしれません。
理想を学び、そして演じたい。
L&Rヴィレッジ 松尾
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