野球は球場で
先週、横浜スタジアムで野球観戦をしました。
仕事の後だったので
球場に着いた時には試合が始まっていて
我が阪神タイガースはすでに 0-4 という劣勢。
でもそこから1点、また1点と追い上げて
佐藤輝明のホームランで同点といういい試合に
球場で野球を観戦すると
そこにいる誰もが本気で一生懸命だっていうのが伝わってくる。
選手もコーチも審判もアナウンスをするウグイス嬢も
チェンジの度に全力で走って出てきてダンスをするチアたちも
すり鉢状の観客席を下から上に何往復もするビール売りの娘たちも
そして応援をする人たちも
みんなその瞬間を生きている。
どっちのチームのどのプレーに対しても
「おお」
「すげー」
「速っ」
と声が上がる。
ファウルボールが飛んでくるたびに
その打球の速さに驚く。
球場で野球を観戦すると「解説者なんていらない」って思う。
仕事の都合で最終回を待たずに球場を後にして
帰りの車の中で続きを観戦してそう思った。
「なんだこの温度差は」
あれが良くなかったとか
あそこで打てなかったのが痛かったとか
あそこで抑えられなかったのが響いたとか
実際にそんなことどうでもいいくらい
球場で見ている人たちはみんな。
「やっぱりプロってすげー」
ってどっちのチームの選手に対しても感じていた。
他人の批評によって自分の評価を決めるのではなく
自分の目で見て、肌で感じたものを大切にしたいと思う。
野球は球場で
これからも、可能な限りそうしよう。
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