流してしまえ!
人間の記憶というのは曖昧で
記憶に刻み付けたことはデフォルメされるし
あえてそうしようとしなければ流れ去ってしまう。
だから記録することが重要になる。
ところが何を記録して残し
何を流してしまうかを間違えると
優秀な人ほど孤立し不遇の人生になりやすい。
自分が周囲にしてあげたことを記録して
周囲が自分にしてくれたことを流してしまう人だ。
「私はあんなにしてあげたのに」
「自分はこれだけのことをしてあげたのに」
ばかりが残った記録を見返せば
自分は頑張って生きてきたという満足は得られるかもしれないが
周囲から人はいなくなっていくだろう。
ちなみに多くの人は普通そうなる。
一方で
周囲が自分にしてくれたことを記録して
自分が周囲にしてあげたことを流してしまう人なら
「私はこんなにしてもらった」
「自分はみんなに助けてもらって今がある」
という感謝の中に生き、
そういう人のもとには年齢を重ねるごとに人が集まってくるだろう。
もちろん選ぶのは自分なんだけど
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