千葉県私学教育研修集会

千葉県私学教育研修集会にて講演

対象は「数学」の先生でした。

他の先生の授業を見学するとき

「何を見るのか」

というのはほとんどの場合

特に指導もされないままそれぞれの先生がそれぞれの視点で授業を見学することが多い。

でも「何を見るのか」という意識はとても重要です。

なぜなら

見ようとしているもの以外のものは

そこにあっても

目に入らなくなるから。

家から駅まで歩くとき

「コートを着ている人の数を数えよう」

と思った人が、駅に到着したときに

「今朝は何種類の鳥の鳴き声が聞こえた?」

と聞かれても答えられないように、

人は意識を向けているもの以外を認識することはできない。

「粗」を探している人は「よさ」が見えなくなるし

「改善点」を探している人は、自分の授業に活かせる「ヒント」が見えなくなる。

L&Rvillage

株式会社 L&Rヴィレッジは作家喜多川泰の事務局の運営をはじめ、学びと読書を通じて人生を豊かにする場を創造する会社です。