教えにも消費期限がある

「何かを食べたいと思ったとき、いつ自分のものになるかを考えてほしい」

ということを授業でよく話をした。

例えば「刺身」。

スーパーで欲しい刺身を買い物カゴに入れる。

レジにそれを通す。

お金を払う。

この時点で、自分のものになると答える人もいるがそうではない。

この時点では、自分のものにしていい権利を手に入れたにすぎない。

だって、それを持って帰ったけど食べるのを忘れて三日たったらどうなる?

そう。そのまま腐る。そして食べられずに、捨てるしかない。

せっかく権利を手にしても消費期限が過ぎれば

お金を刺身に変えて、腐らせて捨ててるわけだから、お金を捨てているのと同じだ。

塾の授業でも同じことが起こる。

「何かを学んだときに、いつ自分のものになるか」

授業料を払う。

授業を受ける。

それをノートにとる。

この時点では自分のものになっていない。

授業内容を自分のものにしていい権利を手に入れたにすぎない。

だって、それを持って帰ったけど覚えたり、使って問題を解いたりしないまま三日たったらどうなる?

腐りはしないと思うかもしれないけど、実は忘れる。

せっかく権利を手にしても消費期限が過ぎれば

さっきの刺身と同じことをしているのだ。

教えやアドバイスにも消費期限があることを知っておいた方がいい。

L&Rvillage

株式会社 L&Rヴィレッジは作家喜多川泰の事務局の運営をはじめ、学びと読書を通じて人生を豊かにする場を創造する会社です。