世 界 最 高 の 。
メジャーリーグで活躍したイチロー選手。
引退した今も尚、トレーニングは欠かさず、今度はピッチャーでものすごいボールを投げているらしいです。
さすがです。
20世紀に入りメジャー最高打率は1941年、テッド・ウィリアムズの0.406。
イチローの最高打率は2004年の0.372。
100回打席に入り41回ヒットを打つ人が世界最高で、イチローは37回です。
その差はわずかに4本。。。
でも「4本くらい、、、」が世界最高峰の戦いです。
考えてみるとそうで、あんなに細い棒で動いてくる小さいボールを打つんですから、一本打つだけでも相当です。
ところでこれは次のことも意味します。
世界最高選手でも100回中、60回はアウトになっている、失敗している、ということです。
もし1回のアウトで「あぁ」と頭を抱え倒れ込んでいたら、精神が持ちませんし、シーズンが終っちゃいますね。
ところで、私たちはまるで10割打者を目指しているような時があります。
一回の挑戦でそれに失敗すると「もうダメだ...」と、頭を抱えて立ち上がれなくなる。
「だって嫌味言われたし」
「だって笑われたし」
「だって...」
昔読んだ本に印象的な言葉が書かれていました。
「人生は敗者復活戦の連続だ」
いい言葉です。
つまり基本「敗者」ということです。このくらいの気持ちの方が気楽でいいかもしれません。
10回だめかもしれない。
100回だめかもしれない。
でも、101回目のチャレンジをする権利がある。
「よーし。100回だめでも101回チャレンジするぞ。いや、むしろ100回失敗するぞ。100回くらいは失敗させてくれ」
くらいの大胆な気持ちでいたら、すぐ立ち上がれます。
同時に、人の失敗にも寛容になれます。
ところで人のミスを批判をしたり、かげで笑ったりしないほうがいい理由に、自分が失敗した時、必要以上に人からの視線や声が気になる、怖くなるというのがあります。
人のことは気にせず自分のことに専念しましょう。
ちなみにエジソンは電球開発の際、1万から2万の実験の「失敗」をしたと言われています。
でもエジソンは「それは失敗ではない」と言っています。
「うまくいかない事例を1万回発見しただけだ」
で、最後には電球開発に成功しましたね。
気楽に、大胆に、寛容に、楽しんで。
matsuo
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