脳 が 嬉 し く て た ま り ま せ ん 。
お皿に乗った赤い梅干し。
赤くみずみずしい梅干しです。
触れてみるとちょっと柔らかめの赤い梅干し。
その赤い梅干しが、自分の口の中に入る。
...口の中に唾液が出ましたか?
言葉とイメージ。
それに伴って体が反応します。言葉とイメージが向かう方向に体も含め「自分」は向かっていきます。
昔塾の教室で
「他の誰かの幸せのために勉強をする空間にしよう」
と伝えたことがあります。
自分が幸せになるためではなく「他の誰かが幸せになれ」と思って勉強をしたとしたらどうなるか?
本当に実践できたら、本人が一番幸せになります。
なぜか?
感情・感覚などを司るのはの脳の「大脳辺縁系」や「脳幹」ですが、実は現実と想像の世界の区別がつきません。
だから赤い梅干しが現実には口に入っていないのに、唾液が出てきます。
つまり40人の教室で他の39人に対して
〇〇くん、幸せになれ。
□□ちゃんに笑顔になって欲しい。
△△さんがほっとした気持ちになりますように。
例えばこんなことを考えていたら、、、
その言葉とイメージに引っ張られた自分の脳が幸せになる物質を出してくれる、ということです。
逆に教室で自分だけの幸せ願っていたら、自分一人分しか願えません。また同時に、他人を妬んだり、恨んだりすることもあるかもしれません。
他の誰かの幸せを願ったなら、39人分の幸せを願えるようになります。同時に、妬みや恨みはなくなり、よかったね、という言葉が自然に出てくるようになります。
大脳辺縁系や脳幹はたまりません。笑
そして本人もたまりません。
こういう構図です。
幸せになりたかったら、利他の実践が一番です。
ただ、こんなことは分かってはいるのですが、実践するとなると一朝一夕にはいきません。すぐに忘れ、小さな「1」の虜になってしまいます。
だから対抗策として、時間を決めて呼吸法をしたり、良い本を毎日定期的に読んだりすることは効果があります。意識的な継続が、無意識の習慣になったらいいなぁ。
matsuo
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