「どうやってビー玉を中に入れるの?」
カラカラカラ...
子供の頃不思議に思ったのがラムネの瓶。
「どうやってビー玉を中に入れるの?」
ちなみにラムネ瓶を作る時
ラムネ瓶の蓋としてガラス玉を製造。
最適なものをA玉。
不適合サイズのものをB玉。
で、ラムネに使用できないB玉を
子どものおもちゃ用に販売したところから
ビー玉が広がった、と言われています。
なので質問が間違っていました😂
「どうやってエー玉を中に入れるの?」
ですね。
ちまみにA玉は大阪弁の「エエ玉」から来てるとか来てないとか(ほんと!?)
ペリー来航時、
すでにヨーロッパには「ラムネ」があり
ペリーたちが幕府のお役人に振る舞ったそうです。
そのときにはコルク栓だったのですが
開けたときにポンと音がして
幕府の役人は発砲かと勘違いし
刀に手をかけたとかかけなかったとか...。
ところでもともとは
炭酸飲料に
甘味とレモンで味付けされた
「レモネード」瓶入り。
それがなまって「ラムネ」になったらしい。
ペリーたちにより幕府の役人たちは
振る舞ってもらったそうですが
国内製造は日本の玄関「長崎」が最初かと。
その後、神戸、横浜と伝わりました。
ただコルクだと炭酸が抜けちゃうので
開発されたのがガラス玉で蓋をするあの形。
その「玉ラムネ瓶」の製造の先駆けとなったたのが
大阪の会社だとのことで。
つまり...「エエ玉」=A玉もありますね!!
炭酸飲料は常に炭酸ガスが
空気中に溶けだそうとしていますから
その圧力で
ガラス玉が瓶の蓋をする仕組みになっています。
だからあのガラス玉
中から相当押されてます。
それを押し返して蓋を開けているわけですが
子供の頃、自分の指では押し返せなかった思い出が。
硬すぎ。。。
あれは大人でもやっぱり無理?
ちなみに
ラムネとサイダーって何か違うの?
『今では」味には差はないそうですよ。
そう今では...。
ガラス玉で蓋をするのがラムネで
王冠で蓋をするのがサイダー。
でももともとはレモネードがラムネの語源となり
りんごのシードルがサイダーの語源だとか。
で、このりんご味の方が高級で。
ラムネが庶民の味として定着しました。
ところで
瓶の中にビー玉はどうやって入れるのか?
一つはラムネ瓶の上と下を別々につくり
ビー玉を入れてからくっつける方法。
もう一つは口の部分を広く作り
ビー玉を入れてから口を小さく加工する方法。
だから「中に入ったんだから取り出せるはずだ」と思っても
物理的にそれは不可能です(見た目で分かるか💦)。
ラムネの見方、変わりましたか?
学ぶといろんな物事の見え方が変わってきます。
L&R まつお
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