ゆっくりでいい

子どもにああなって欲しい、こうなって欲しいと

願いを持つのは自然な感情だと思う。

でも

「今すぐに」

「明日までに」

「中学卒業までに」

と短いスパンで変化を期待するのはやめた方がいい。


自然のサイクルはもっと大らかで

数年〜数十年という単位で変化していることが多い。


僕たちもそうだろう。


自分が50歳になって初めて知ったことでも

もっと早くに知っていれば…

と思って子どもに伝えたくなる。

伝えるのは大事だけど、

「今すぐそうなれ!」

と思ってしまうんですよね。

例えば子どもが15歳なら、

「あと35年で、わかればいいから」

(自分が気づいた年齢と同じ年齢になるまでに)

くらいゆっくりでいいと思っていたら

数年で子どもは親を超えていけるものです。



もっとゆっくりでいいじゃない。



L&Rvillage

株式会社 L&Rヴィレッジは作家喜多川泰の事務局の運営をはじめ、学びと読書を通じて人生を豊かにする場を創造する会社です。