自分の中にいる「作家」としての自分。

「悲しい気持ちを表したい時、悲しいという言葉を使わない」

 

小説を描く技法について誰かがそのようなことを言っていたのを聞いたことがあります(誰だったか忘れてしまいましたが...😅)。

 

 

 

 

一輪の花が、空を見上げ堂々と咲いている。

 

一輪の花が、静かにそっと咲いている。

 

 

このような情景描写が私たちの胸の内には展開しています。目にした景色に感じる印象は自分の状態の投影です。

 

 

 

 

家を出て外に出る時。

道を歩いている時。

食事をする時。

仕事に取り掛かる時。

朝目覚めた時。

周りの人を眺める時。

 

 

 

 

自分の中にいる「作家」としての自分。

 

彼の描く情景描写は一つのバロメーターです。自分の状態によって見える世界が変わってくる。何がどう見えるか、は自分を測るポイントです。

 

 

 

描写が暗くなっている時にはすぐに明るさを取り入れ

表現が厳しくなっている時にはぱっとユーモアを取り入れる。

 

 

 

自分の心の中の小説家。 

 

 

 

本日は喜多川泰の「日々のこと夏」です。

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