和食と洋食の美学
和食と洋食の美学
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アクを引いたり、湯引きしたり、えぐみ・臭みを「引く」下処理を重要視する和食は、「引き算の美学」。
余分なものを「引く」ことで、素材そのものの味や香りを最大限に「引き」出す。
もともとの素材にスパイスやワイン、ハーブなど、味と香りを「足し」重ね、複雑で奥深い味わいを出す洋食は「足し算の美学」
奥行きのある、深い味わいが、「足し」重ねられていきます。
和食はさしずめ水墨画のようであり、洋食は油絵のようです。
私は和食も洋食も好きです。
生き方的のバランスとしては、余分なものを引くことをベースに、重要だと思うものを足していくのがいいかと、個人的には思われますが、それぞれの価値観により変わってきますね。
引き算の美学と足し算の美学で、自分の日常を解くと、よりよい気づきがあるかもしれません。
L&R matsuo
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